一昨日、当店名物の『原木生ハム』を入れ替えました。
最近は『生ハム』という言葉をよく耳にするようになりました。
少しだけ面倒な話をしますが、『生ハム』という言葉を使用しているのは
世界でも日本だけです。
生ハムの定義は?
ハムと作成してから一度も「火」を加えていないことが第一条件です。
そこから先はとてつもなく細かいカテゴリーがあります。
誤解を恐れずお話すれば、ワインのカテゴリーは赤・白・ブドウの種類
国別など細かく細分化されております。
そしてそのことは日本でもみなさまご存じのことです。
生ハムもワインと同じように本来細かいカテゴリーがあります。
しかし、とても残念なのですが、今の日本では火が入っていないハムはすべて
「生ハム」と言われてしまっています。
ここでそのことを話しても仕方ないので、その中でも最高峰といわれているのが
スペイン産のイベリコ豚なのです。
なかでもその生産のなかでも3%しか確保されていないブランドのみ・・・
それをスペイン語でイベリコ種のなかのベジョータというランク
そのなかでも信頼のおける伝統のある生産者の方の生ハムです。
かなりやせ細った前回までの原木
まだまだお肉は取れるのですが、ベストな状態でご提供したいので早めに交換して
おります。
この数カ月お客様に喜んでいただいたことに感謝です。
細いカウンターにデーーンとのっています
これから毎日毎日カットさせていただきます。
この生ハムを扱うことが当店の誇りであり、自信でもあります。
このレベルの生ハムを置いてあるお店は・・・まずないかと・・
本日はあいにくの雨模様ですが、3店舗とも休まず元気に営業
させていただきます。
ご来店お待ち申し上げております。