休業18日目になりました。
今日は夕方からあいにくの雨模様・・・
そんな私といえばお昼前から役所周りをしておりました。
そして見事に玉砕いたしました(笑)
もともと、小さい店の個人事業主ですので保証してくれとはなかなか
言いづらいものです。
全国で苦しんでいる方が数えきれないくらいたくさんいらっしゃるわけですから
私などが文句やお金をいただくのはよくないことだと思いつつ・・・
この状況がいつまで続くかわからない不安も日増しに高まってくるし・・・
なにか手だてがあるなら少しはすがりたいと弱い心が勝ってしまいました。
最後まで迷いつつでしたが、まずは国に少し頼らせてもらおうと考えてしまいました。
すでに知り合いのお店で閉店を決めたとのお話もありましたので・・・
しかしそんなに甘くはありませんでした。
今はなにか国に頼ろうと考えた自分が滑稽に見えてきてしまいます。
窓口はそれはそれは生きるための必死さが伝わる現場でした。
まさにコロナの甚大な被害を真正面から思い知らされた重い現場でした。
どっかの阿部君にでもこの現状を見てくれれは理由のわからない交付金やマスクなどの
発想は絶対できないはずなのに。
どこかの法律を作る偉い方々や議員さんにも見てもらいたいシーンの連続でした。
この状況を見て、今の日本はなにをしなければならないのか・・・
実感としてわかったような気がいたします。
窓口に行く自営業者も大変ですがこの応対をする担当者の方はもっと大変だろうなと
強く感じました。
この年まで国から自分で申告をして金銭をいただくということは考えたこともありません
でした。
この厳しい状況の今、なんとかしてもらいたいから、少し国にすがってしまいました。
かなりむずかしい書類をなんとか揃えて、ドキドキしながに窓口に持っていきました。
一応、予約制とのことで予約時間10分前に到着、現場の担当者の皆さんは本当に親切に
対応していただきました。
しかし結果は到着してから窓口でお話するまでほぼ2時間経過していました。
その間受付の方は何度もお詫びにきていただき、こちらが申し訳なくなるほどでした。
窓口でも素人の私でも理解できるように親切、丁寧に教えていただきました。
一日こんな説明とクレームの嵐の中で対応されている方々には心から感謝しかありません。
そしてその仕組みとやり方がわかりましたが、この部門はすべて予約制のため
次の予約をしようとしました。
次の予約は・・・・5月末でした。
そして具体的に支給していただけるのはそこから一か月以上先・・・
ということは6月末らしいです・・・。
少しあきれてしまいました。
いくらなんでも6月に入りましたら、ミルピグは再オープンしていると思います。
今、どうするかが問題なのであり、6月まで資金をいただいてもなんにもなりません。
気分はせっかく育てた収穫前のお米をなにも知らない武士たちに踏みつぶされた
無学な農民の気分です。
ここに来ている人々はみなさんきっと同じ思いだと思います。
好きで複雑な手続きをしているわけではありません。
家賃やお給料の支払いが来月にはできなくなるから、なんとかしなければならないのに
現場の受付のみなさんは理解されていますが、制度はまったく昔のまま。
言葉だけコロナとしていますが、今生きるためになんとかししなければならないのに
複雑極まりない書類の山は今まで通り・・・これでは私のように経験のない人間は
ほとんど戦意喪失です。し
世の中の仕組みは複雑ですし、今までの経験でも自分の思ったとうりにはいかないことの
ほうが多いのが人生です。
今は国に頼った自分を恥じています。
次の選挙はこのことは忘れないようにしたいと考えています。
本当に庶民の生活を考えてくれる政治屋ではなく本当の政治家に投票したいものです。
と少し恥ずかしい一日を過ごした休業18日でした。
そういえば、この一週間チーズに触っておりません。
明日は残っているチーズのお掃除をしようと思います。