信じること・・・

私がプロレスが48年以上ずっと好きでいられたこと・・

それは好きな団体を信じてどんなことがあっても支持し続けること

から始まりました。

もともと大衆娯楽の一部として戦後まもなく力道山がアメリカから

持ち込み今まで営々と紡いできました。

すでに70年以上の歴史が積みあげられています。

現在でもメジャー団体と言われる団体が少しだけあり、各地方までの

マイナー団体などいれると、軽く100団体を超えます。

 

そのなかでも私が指示している団体はすでに何人もオーナーが変わり

ましたが、創立50年を超える老舗団体です。

私の40数年の歴史のなかでもいくつかの変遷があります。

余りお話することでもないので今日は割愛いたします。

しかし、昨日の記念試合をした選手はこの団体にぶれることなく

50年間所属し続けています。

所属50周年、70才バースディーの記念大会

ほぼ、満員の会場となりました。

普段は見かけないような私のように年を取った方も大勢観戦にきていました。

50年間レスラーを続けるというとは軽くここでかたることなどできない

位重く、そのほとんどの時間を一緒に過ごせたことが私にも幸せです。

70才ですから、すでにリングからはほとんど遠ざかっています。

年に数回、顔見世程度だけです。

それだけでもファンはうれしく大歓迎です。

そんなことができる団体だから、そんなファンが集まっている団体だから

ずつと好きでいられる・・・

レジェンド達と期待の若手のホープ

こんなシーンはもうないかもしれません。

思わず涙が出てきてしまいます。

団体の歴史の重みと自分の人生を重ね併せてしまいました。

団体もたくさんの試練を乗り越え、私もたくさんの失敗を重ねて

ここまで来ました

そしてこの大好きな団体が今、揺れています。

私も少しだけですが決断をしなければいけない状況にあります。

自分の人生と団体の運命がまるでクロスしているような感じです。

しばらくは落ち着かない状態が続きそうです。

今が一番大事な時期だと思います。

冷静にしかし大胆に発想を変えながら取り組みます。

今月末までにはすべての結論を出します。

 

 

 

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