昨年の5月に横浜初のチーズ専門路面店をオープンさせました。
コロナにかき回され、都橋はボロボロに・・・・
にも拘わらずコロナ期間中にクラフト店をスタッフと店舗の
ご縁に恵まれてオープンさせました。
立ち上げ当初は今だからお話できますが、きついなどという
ものではありませんでした。
コロナ期間中にオープンさせるほうがおかしいんです。
しかしそれにはそれなりの理由もあります。
現在のクラフト店の店長は私と違って生粋のパティシエであり
その作品はまるで芸術品です。
始めてそのケーキを食べたときの衝撃は・・・感動でした。
ぜひミルピグにきていだきたい・・・チーズとケーキの店を
開けなければならないとすぐに思いました。
だからこそコロナであろうとかまわずオープンいたしました。
立ち上げ当初は店長も相当苦労しました。
しかし、私はさほど心配はしていませんでした。
野毛エリアでこのケーキを超えるお店は簡単にはできないことだけは
勝手に自信を持っていましたから・・・
おかげさまで店長のケーキは野毛で確実に浸透いたしました。
毎日毎日、ケーキ作りに追われるクラフト店になりました。
そしてコロナも少し落ち着き始めたときに・・・思うことがあり
野毛を飛び出して本牧エリアでチーズ専門小売ショップをオープン
いたしました。
まだ1年と少々の時間経過しかありませんが、この本牧店のおかげで
ミルピグは劇的に変化いたしました。
その変化の話は後日じっくりお話させていただきます。
ただの実感ですが、本牧店のおかげで知名度はこの1年でみなさまに
覚えていただけるようになりました。
今までとは違う流れのなかに現在はいる感じです。
その流れのなかに武蔵小杉店があります。
その道が正しいのか、間違っているのか・・・わかりません。
正直にお話いたします。
今までは勢いだけでやってまいりました。
しかし、今回は違います。
正直に申し上げると、綿密な計算もし始めました。
計算をしたからと言って成功するとはまったく思いません。
しかしスタッフ数も10名を軽く超えるようになり、ノリと勢い
だけではできなくなってしまいました。
なので、最近は本当に悩んでいます。
一人でやっているころはたとえ失敗(たくさんしています笑)してもすべて
自己責任でしたからさほど考えなくとも行動ができました。
しかし今は少し違います。
みんなの生活があります。
そこに私の責任があります。
お店を広げるということはそういうことだと最近は怖く心配が
先になってしまいます。
身に余るお話もいただけるようになり、一時期はなんでもできるような
気がしていた時がありました。
優秀でやる気のあるスタッフに恵まれています。
しかし、現実は私が考えるほど甘くはありませんでした。
ミルピグが考えるサービス内容とパートナーとの間に余りにも大きな
開きがありすぎました。
その経験を踏まえての武蔵小杉店への出店となりました。
勝算はかなり難しいかもしれません。
もしかすると短い期間で、横浜に逃げ帰ってくるかもしれません。
それでもチャレンジいたします。
ミルピグ4店舗目として8月末にオープンする予定です。
本牧店と同じ仕様にはいたしません。
同じチーズ専門の小売りショップですが、商品構成はかなり違って
くる予定です。
横浜のミルピグを川崎の武蔵小杉のみなさまに味わっていただけるよう
努力してまいります。
間違いなく川崎初のこだわりのチーズを並べさせていただきます。
この道を行けばわかるさ・・・きっと・・・