老いるということ

今日は久しぶりに実家に行ってまいりました。

実家と言っても妻方のほうで、私などは余り役に立つことは

かなり少ないです。

それでも、買い物や家の細かいことなどだれでもできる

ことを細々手伝う程度です。

1~2か月ごとにお世話らしきことをしていますが・・・

最近はとても身につまされてしまいます。

義父は年齢が80代半ば・・・

始めてお会いした時はとても元気な方でした。

それから相当の時間がながれ・・・義父も私も年齢を

重ねてしまいました。

訪ねるたびに年老いてしまう父親・・・

見ているだけだ心が痛んできます。

私の20数年先を見ているようです。

そろそろ施設に入らないと生活の維持ができなくなりつつ

あることが明白になった今日でした。

本人はまだまだ元気なつもりでいても、周りの身内は厳しい

選択を迫られているようです。

身内のことをここで書くことは余りいいことではありません。

しかし、本日経験したことは私にとってはかなり衝撃的でした。

親族としてできる限りのことはしたいと思っていますし

しなければなりません。

しかし、今の私はその先のことを考えています。

もしかして私の10年20年先もこうなってしまうのか・・と

今は持てる力を精一杯、仕事に向けております。

しかし、その先にあるものが・・・なにか・・・

そんな後ろ向きなことは普段はまったく考えておりません。

明日はだれと会って、すぐにスタッフと打ち合わせをして

などなど考える時間も余りないほどの生活・・・

そのギャップに今日は正直とまどってしまいました。

一晩眠ればいつもの生活に戻ると思います。

自分は一体何者なのか・・・・

なにをしようとしているのか・・・

このままの仕事や生活でいいのか・・・

60過ぎにて迷いに迷った介護の一日でした。

もしかしたらこれが老々介護の始まりなのか・・・と

誰もが経験し通る道です。

以前にも自身の親族で経験もしています。

今まではどうすればみな快適に最後まで生活ができるかでした。

今は自分の老後のことも真剣に考えないといけない時なのだと・・

どうする・・・自分・・・

少しだけ弱気になってしまったいつもとは違う一日でした。

明日からは現実的に、厳しい打ち合わせの日々なのですから・・・

頑張ります!!

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