弾丸と悲しみ

昨日まで弾丸スケジュールで長野に行ってまいりました。

そして悲しいお知らせもあります。

この10年お世話になりましたリンゴ農家さんが今年で

リンゴ農家を引退されるとのこと・・・

もうほとんど収穫は終わっていました

今年でリンゴジュースも終了になります。

ミルピグの最大のこだわりである生産者様の顔が見える

飲食物のご提供の象徴でもあるリンゴ・・・

それまで縁もゆかりもなかった長野にまるで実家のように

温かく迎えていただいていました。

ミルピグのコンセプトを形づくる基本は長野にあります。

そんなお話は少しだけシリーズでさせていただきます。

店でも言っていますが、長野が私は大好きです。

私は宮城県出身で、長野との縁はたまたま転勤先だけで

当初は一切希望もしないエリアへの転勤命令で絶望したもの

でした・・・(笑)

それが今や、実家以上に大切な場所になっています。

なんとか、横浜にいる自分の生活と長野を結ぶつけ

られないかと数年じたばたしていました。

リンゴのこだわりや、生ハム製作などいくつかは実現は

しているのですが、中身は半分はお客様状態であり、生活

していくレベルとは程遠い・・・(悲)

そのなかで、大切な方が引退される・・・

リンゴの育成は年間を通して、とても厳しいものと教えて

いただいています。

だから無理なお願いはできません。

この思いをどこにぶつければいいのか・・・

リンゴジュースの賞味期限は2年あります。

なので店内でのご提供はまだ3年近くあることになります。

深く考えなければ、先のことなど心配してもしょうがない・・・

いつもの私ならそう考えます。

しかし、リンゴ農家のご主人のその素晴らしい笑顔や畑で

作業をされている姿を思い浮かべると・・・悲しい・・・

今までの感謝とおいしいと言って飲んでいただいてお客様へ

改めて感謝です。

めげずに、新しい力をいただきました。

変わらない努力をされている尊敬すべき方々の姿を拝見し

まだまだがんばらないといけないと実感した長野・・・

明日は心の底からリスペクトしている飲食店様のお話です。

そして、その厳しい現実を教えてもらった2日間の長野でした。

この思いは仕事にぶつけ、お客様に喜んでいただくことしか私には

できません。

突然でしがミーシャの「明日へ」の気持です。

こんな詩をミーシャは歌っています。

『まぶたを閉じて なお そこに見える景色が悲しみに

染まるほど涙が消えない日』

『優しい優しい声やぬくもりがいつもあなたのもとへ届きますよに』

『こころ不安な夜は部屋の明かり消すたび 窓の見えてくる小さな

光のように』

『優しい優しい7夢だけがどうかいつもあなたのもとへ訪れますように』

『明日へ 明日へ 明日へと歌おう 言葉にならなくても

歌い続けよう』

『あなたと 明日へ 明日へ あしたへと行こう この道は遠くとも

繋がっているから 一人じゃないか・・・明日へ』

心に沁みます・・・・

ぜひ、みなさま一度聞いてください。

ミルピグ・・・心の一筋・・・・(笑)

 

 

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