休業6日目

オリンピック・・盛り上がっていますね・・・

オンタイムで見れるのが自国開催の強みです。

今日は朝から映画をみてきました。

9時上映開始というなかなかの時間帯・・公開時間は

この一回のみという・・厳しさ

ストーリーは今から23年前の長野オリンピックでの

ジャンプ競技での決して表には出ることのないテストジャンパー

の葛藤と健闘を感動のストーリーで描いたものです。

昨年から公開できず、やっと公開てきたけど夏休みのアニメ中心の

ラインナップに隅っこにおいられてしまった映画・・・

でも、内容は素晴らしい・・・

最後はなぜかわかりませんが、スクリーンが見えなくなってしまいました

タオルを持っていけばよかったと・・・(笑)

開催中のオリンピックでもそうですが活躍する人の影には

その人達を支えるため周りには下済みやサポートする人たちがたくさん

います。

そんな名もなき人たちの物語に感動です。

考えてみると私と長野の出会いは長野オリンピックでした。

東京の本社でぶらぶらしていたら、突然来週から長野でオリンピックの

仕事をしろとの業務命令

最初は訳が分かりませんでした。

もともと、他の担当者が行くとの段取りで1年前から動いており

担当者も内々で決まっているものでした。

その人は、もともと社内でもエリートと言われている人で、きっと

先々は役員候補のはずでした。

しかし、なにかがあったようです。

その担当者は別の場所に移動になり、突然私にその役が回ってきて

しまった新しい仕事

決して現場から望まれていくわけではなく、駒動かしの駒の一つして

行かされました。

それまで長野には軽井沢に遊びに行った程度・・・

長野オリンピックまでまだ1年半以上ある時期でした。

今では北陸新幹線で快適な旅ですが、その当時は

東京駅から在来線の最終で、真っ暗な碓井峠をうす暗い

車両に一人だけの時は・・・人生終わったと思いました。

あの時の情けなさは一生忘れることはないと思います。

仕事先にいっても、英語もしゃべれない人間に表舞台の仕事など

一切回ってはきませんでした。

自分の本当にオリンピックの仕事をしているのだろうかとの

疑念と後悔の日々が続きました。

それは、オリンピック開催直前まで続きました。

しかし、オリンピック開催が近づくにつれ、なぜかわかりませんが

もうめちゃくちゃ忙しくなり、何人ものスタッフをつけてもらう

までになっていました。

しかし、その仕事はオリンピックとは程遠いもので、最後まで

観戦したり、現場に行ったりとということはありませんでした。

それでもジャンプの表彰式の会場に偶然居合わせて、その素晴らしい感動を

体験することができました。

すごい人並と熱気は忘れることはできません。

その思い入れもあり、今日の映画はついつい自分の立場を重ね合わせて

しまいました。

もう少し、お話します。

オリンピックが終わっても、なぜか1年以上もそのまま長野におりました。

仕事が終わらず、その後始末は現実のものはとても大変でした。

特に、地元の負担は大変なもので・・・

ここでは余り書きたくありせんが・・・それば厳しいものでした。

それでもレガシーは残っていますから・・・

先日の長野密航でも、いくつか前を通り過ぎて、での建物も当時とほとんど

変わることなく・・・維持管理が大変です。

その当時のことは、素晴らしい思い出であり、その時に知り合った

地元のみなさまとは今でも繋がりがあり、助けていただいたりしています。

思い出話になってしまいました。

あの時、もっと今の視点で活動していれば、もっともっと違った人生になって

いたと思います。

それでも、貴重なオリンピックの仕事(まったく関係のない仕事なのですが)が

できたことは幸せだったと感謝しています。

何回か、ジャンプ台の上にも立ったことがあります。

それはそれは高いです。

そこから滑るなんて絶対無理です。

だから普通のひとではないし、私と同じような縁の下でオリンピックを

支える人たちがあるから感動が生まれることを。

先週までの開催の是非など・・どこかへいってしまいましたね。

こうなったら感染をできる限り抑えて、最後まで盛り上げていきたい

ですね。

相変わらず単純でおバカな生活を送っております。

明日からは少しずつ仕事をいたします。

苦手なお役所周りや、同業者様への訪問など、普段はなかなかできない

ことを進めていきます。

みなさまも暑さと火曜日からの台風には充分お気をつけください。

 

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